自然農法:幻のお米「さわのはな」《玄米20kg》
一般市場には流通しない幻のお米「さわのはな」
玄米として、そのまま食する上で、群を抜いて美味しいと言われる「さわのはな」。
その優しい甘み、香ばしさに多くの方が驚かれます。
『さわのはな』というお米ご存知ですか?
『さわのはな』はかつて、山形の地で、「食感の良い良食味米」として作付けされていました。しかし、1970年代以降、多収穫な品種が複数台頭し、「コシヒカリ、ササニシキ」の二大巨頭として山形県でも推奨生産されたことで、『さわのはな』は、あっという間に幻の米となってしまいました。
そこには『さわのはな』は他の米と比べて、同じ面積からの収穫量が少なく、さらに精米したときの歩留まり率も悪く生産者泣かせの品種だったことも理由にありました…。そのような要因により、一般市場での流通は無くなりましたが、この『さわのはな』の本来の美味しさを、直に知ってしまっていた農家さんたちは、自家食用としてひっそりと作り続けてきました。

そんな『さわのはな』の美味しさに惚れ込んでいた生産者の一人、高橋広一さんは、お父さんの代から長年にわたり、この幻の米だけを栽培し続けています。
なぜ今求められているのか…
今この飽食の時代に、健康的な生活を取り入れる人々の間でマクロビを初めとした玄米食が注目を浴びています。『さわのはな』は玄米で炊いたときでも、皮がやわらかく食べやすいのが特徴です。その皮にも甘みがあります。
玄米にはデトックス効果が期待できる成分が含まれており、現代人に最適な主食と言えるでしょう。さらに、なんといっても美味しいからです!
炊き上がりの香りが良いのはもちろんのこと、冷めても食味が落ちないのが特徴!さらに、他の品種は「夏場になると食味が落ちる」と言われていますが、『さわのはな』は1年を通して味が落ちない生命力の強いお米です。
旅するマルシェ「生産者の高橋さんと田んぼの風景」

高橋広一さんの田んぼは、山形県新庄市のはずれ、山形・宮城を分かつ神室山地の豊かな雪解け水を湛える泉田川のほとりにあります。
当然田んぼの水源は泉田川で、盛夏でも水温の変わらない冷涼な水です。神室山地には6月末まで雪が残りますから、高橋さんの田んぼは雪解け水がそのまま渓谷から流れ出て田んぼにやってくるという稀有な環境にあります。
とんぼやつばめが飛び交い、夕暮れるとカエルたちの合唱がうるさいほどの生き物豊かな田んぼです。

オススメの食べ方
高橋さんの『さわのはな』は、香ばしさ、そして弾力があり食感がとても豊かです。複数の食材を合わせて食べる、混ぜご飯が特におすすめの食べ方です。
※土鍋や圧力釜は、おすすめでありますが、電気炊飯器の「玄米モード」でも美味しく炊けます。
※玄米の炊飯には、ひとつまみの塩を入れるのがおすすめです。
基本情報
名称:幻のお米「さわのはな」(玄米)
原材料名:玄米(さわのはな)
内容量:10キロ
生産者:高橋広一